モノ作りで自己実現。
兄弟ともに根底にあるのは「役に立つこと」
アンドパッドは、いわゆる「草ベンチャー」から始まった会社なんです。
ぼくがまだ大学生の頃、兄が仲間と始めた集まりが前身になっているのですが、野心に燃えたメンバーがどんどんサービスを作り出していく姿が刺激的で、「大人って楽しそうだな」と思ったのを覚えています。
社会人になってからも副業として関わっていましたが、創業のタイミングでフルコミットすることに決めました。「一度アンドパッドでやり切りたい!」という思いが強かったというか、自分を表現するプロダクトを一から全力で作ってみたいという、ものづくりへの思いが大きかったように思います。
そういった意味で「ANDPAD」はまったく何もないところから始めて、お客様と一緒にローンチまで作り上げていったという感じがあります。まだITがあまり浸透していなかった建築業界の業務改善に向けて、施工管理や受発注、セキュリティに至るまでの全てを自分たちで作り上げていきました。
建築業界の業務改善に取り組むというのも、根底にあったのは「誰かの役に立ちたい」という思いでした。ぼくも兄も、自分たちならではのサービスを考えていて、誰もやっていないし、業界全体として貢献できるところが建築業界だったわけです。今では、お客様の役に立って笑顔が見られることがモチベーションになっています。
「ANDPAD」が大きなプロジェクトになっていることもあって、ぼくがほとんど書いていた初期フェーズから、いまでは各技術の専門知識があるメンバーが集まって、どんどん機能をエンハンスしていくフェーズにあります。
いい意味での個人プレーというか、各自がプロフェッショナルとして推し進めつつも、何か聞かれたら前のめりに答えるし、新しいチャレンジをするメンバーには「おっ、いいね!」と賛同する空気もある。プロジェクトの規模が大きいので、「ここをやってみたい」と挙手することもできますし、チャレンジしたい人にとっては圧倒的にやりやすい環境だと思います。